木製の“公道も走れる車”作っちゃった! 元トヨタ社員が費用わずか数万円で電気自動車を自作 デザインは憧れの「ヨタハチ」をイメージ 愛知・豊田市
加藤さんが木製の電気自動車を作り始めたきっかけは、豊田市の公益財団法人「あすて」で見た木製の「初代カローラ」。初代カローラ登場50年と公益財団法人50周年を記念して製作されたその木製の車は、1966年に登場した初代カローラをそっくりそのまま再現していましたが、加藤さんが見たときは、動かすことはできなかったといいます。※現在は水素を動力に活用するなどして改修中。 そこで加藤さんは「動かないんだったら自分で動く車を作りたいな」と思い、2023年5月から製作を開始。暇さえあれば集めたパーツをコツコツと組み立て、約1年3か月かけて完成させたのです。
この電気自動車で取り組みたいことがあるそうで…。 加藤智明さん(77): 「子どもたちが車を見て、物事の発想やひらめきを大事にしてほしい。2つめは、豊田は車を作っている所だから、交通安全に何か寄与できないかなと」 11月に豊田市内で行われるイベントに参加するため、今は整備と走行チェックを繰り返しています。 1人で電気自動車を作り上げた加藤さんの野望は、まだまだ続きます!