JR日豊本線の新駅「仙巌園駅」来年3月15日開業へ 「鹿児島全体への経済波及効果に期待」
南日本放送
県内のJRでは、15年ぶりに新しい駅です。JR九州は13日、鹿児島市の磯地区で整備を進めている日豊本線の「仙巌園駅」を来年3月15日に開業すると発表しました。 (JR九州 福永嘉之・鉄道事業本部長)「日豊本線・鹿児島ー竜ケ水の間に「仙巌園駅」を開業します」 JR九州は13日の定例会見で、日豊本線・鹿児島駅と竜ケ水駅の間の鹿児島市磯地区で整備を進めている「仙巌園駅」について、来年3月15日に開業すると発表しました。 JR九州のダイヤ改正に伴って発表されたもので、「仙巌園駅」は無人駅で、上下線あわせて57本が停車する計画です。 整備地の仙巌園前では13日、駅舎の屋根の骨組みなどが確認でき、開業に向けて工事が進んでいました。 開業日の決定を受けて、県や鹿児島市・経済団体などでつくる磯新駅設置協議会の藤安秀一会長は「交通アクセスの向上など観光面での効果とともに、県全体への経済波及効果も期待する」とコメントしています。 協議会では来年3月15日の開業日に、駅で記念式典を開催することにしています。なお、県内でJRの新しい駅の開業は、2010年のいちき串木野市の「神村学園前」駅以来、15年ぶりです。
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