【プレビュー】優勝マジック3の巨人は中日と対戦、規定到達で打率2位のDeNA・オースティンに注目、ほか | セ・リーグ | プロ野球
9月27日~30日に開催されるセ・リーグの主なカードの見どころを紹介。
読売ジャイアンツ vs 中日ドラゴンズ
首位の巨人と5位の中日が対戦。 優勝マジック3の巨人は、井上温大が先発。今季は24試合(先発14)に登板し、8勝5敗、防御率2.91とブレイク。さらに96回で90三振と高い奪三振能力も見せている。3試合で3勝、防御率0.89と圧倒している中日を相手に、優勝をグッと手繰り寄せる勝利を掴み取りたい。 一方の中日は4連勝中と好調だ。特に、今季ブレイクを果たした福永裕基は、9月に入って18試合で打率.364(77打数28安打)、3本塁打、10打点と調子を上げている。8月12日以来の登板となる梅津晃大の投球にも注目したい。
広島東洋カープ vs 阪神タイガース
4位の広島と2位の阪神が対戦。 3位のDeNAを1.5ゲーム差で追う広島だが、9月に入り4勝18敗と大失速。現在は同月4度目の4連敗中と苦しい戦いが続いている。連敗ストップを託されたのは、大瀬良大地。ここまで23試合で6勝6敗と白星は伸びていないものの、3年ぶりの規定投球回となる145回を投げ、防御率1.86はキャリアハイの数字だ。 一方の阪神は直近10試合で7勝3敗と好調。首位の巨人とは2ゲームと僅差となっている。先発の大竹耕太郎は前回登板で今季10勝目を挙げ、2年連続の二桁勝利を達成した。5試合で3勝1敗、防御率1.93と得意の広島を抑え込み、逆転優勝へ臨みをつなげたい。
阪神タイガース vs 横浜DeNAベイスターズ
2位の阪神と3位のDeNAが直接対決(29日、30日)。 4位の広島と激しいCS争いを繰り広げるDeNAは、オースティンに注目。9月20日の試合で規定打席に到達し、一時は打率トップに立つなど、一気に首位打者争いに加わってきた。今季は故障離脱もありながら99試合でリーグ2位の打率.311、同3位の24本塁打、同6位の68打点をマーク。チームの勝利に貢献する一打を放ち、来日5年目で初の打撃タイトルも獲得できるか。