【サイン馬券・エプソムカップ】強烈に〝におう〟一頭! エリザベス女王即位70年で今年は英国色に染まる
[GⅢエプソムカップ=2022年6月12日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝1800メートル] 日曜(12日)東京メインのエプソムカップは、おなじみのエプソム競馬場に由来する。 日本ダービーが50回を迎えたことを機に東京競馬場と英国ダービーを開催するエプソム競馬場が姉妹場として提携。交換競走として1984年に創設されたGⅢ重賞だ。さらに今年は「エリザベス女王即位70年記念」という副題が付くので、より英国&エプソムが強調された結果になる? というわけで、エプソム競馬場を深掘りしてみる。場所はロンドンから南に約30キロくだったサリー州エプソムダウンズという町。競馬サークルでは言わずもがなの〝聖地〟だが、美容健康業界では15世紀に当地で発見された「エプソムソルト」で有名だ。 エプソムダウンズの温泉は発汗を促し、美肌効果が際立っていると評判になり、精製すると白い塩状の粒子が抽出された。主成分は硫酸マグネシウム。これが「エプソムソルト」(実際は塩分は含まれていない)と名付けられ、現在までセレブの入浴剤として広く世界中で売られている。 キーワードは「温泉」「鉱物」「健康」「リラックス」で間違いないはず。ならば、「天国への時間」「幸せなひととき」と〝温泉感〟満載の名前を持つ2番タイムトゥヘヴンと9番ハッピーアワーは不可欠だろう。さらに、カナダの鉱山の名が付いた8番ガロアクリークも押さえておきたいところ。そして、最後に忘れてはならないのがエリザベス女王つながり。出走馬12頭中唯一の牝馬が1番シャドウディーヴァ。かなり〝におう〟一頭に違いない。今年のエプソムカップは、この4頭を主力に買ってみたい。
東スポ競馬編集部