判定ラインの調整もできる!絵本のような優しい世界とハイレベルな楽曲が融合したリズムゲーム『フェリシティーズ・ドア』を体験【TGS2024】
「東京ゲームショウ 2024」のArea35のブースでは、ラグジュアリー・リズムゲーム『フェリシティーズ・ドア』が試遊できます。 【画像全10枚】 ブースではゲームのマスコット的存在のくまのみーちゃんのぬいぐるみが来場者をお出迎えしています! 『フェリシティーズ・ドア』は、双子のフェリシティとトムが、クマのぬいぐるみ「みーちゃん」と一緒に夢の世界を冒険しながら困っている子どもたちを助けていくというストーリー。絵本のような優しい雰囲気が特徴的です。 物語が体験できる「ストーリーモード」のほかに、「ミュージックモード」も確認。こちらはオリジナル曲によるリズムゲームを楽しみながら世界の秘密を紐解いていきます。今回の試遊では「ストーリーモード」を主にチェック。 ストーリーはチャプターごとに分かれ、フルボイスによるムービーとリズムゲームパートが交互に進行していきます。それぞれのシチュエーションに合わせた楽曲が用意されているようで、楽曲の雰囲気がガラッと変わるのが印象的でした。 フルボイスムービーはしっかりと作り込まれていて、ここだけでも芸術的なアニメーション作品を見ているような感覚に。くまのぬいぐるみが喋るという夢の世界なので、舞台が宇宙だったり劇場だったりさまざまに変化します。双子のフェリシティとトムの性格の違いや、2人の関係性も注目です。 リズムゲームパートは開始前にイージー、ミディアム、ハード、エキスパートの4つの難易度が選択可能。自分の音ゲーレベルに合わせてストーリーが追えるので、リズムゲームが苦手でも安心できそうです。奥から手前に迫ってくるノーツがライン上にかかったら該当ノーツをタップしてリズムを刻んでいきます。タップ、長押し、スライドの3つのパターンが確認できました。 プレイした楽曲の印象は穏やかで落ち着いたイメージ。3曲ほど試遊しましたがどれも上品です。「ラグジュアリー・リズムゲーム」と謳っているのは伊達ではありません。前述のとおり世界観ごとに楽曲の雰囲気がガラリと変わりはするものの、絵や物語の雰囲気をしっかりと意識したものになっていると感じました。 リズムゲーム自体はシンプルですが、判定を任意に調整できるのが本作のポイントです。少し難易度の高いバージョンでプレイしミスを連発したところ、終わった後にみーちゃんが登場し、設定変更を促してくれました。 「判定の調整」では自分のタイミングに合わせて判定ラインのアプローチスピードを調整することが可能です。筆者はいつもやや早くタップしてしまう傾向にあるのでこの仕様はありがたいと思いました。調整をしながら「ここ」というタイミングにチューニングすることで、より高い難易度を狙えるようになるのではないでしょうか。 公式サイトによると本作は完成までに10年を費やしたそうです。特に音楽的な完成度を高めてきたとのことですが、実際にプレイしてそのクオリティの高さを実感することができました。リリース時には最大42曲が収録され、追加コンテンツも随時更新されるとのこと。気になる方は試遊してみてはいかがでしょうか。
インサイド みかめ
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