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市川紗椰がハマる世界の「飛び地」探し「"ベストオブ飛び地"はバングラデシュとインドの飛び地群でした」

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『週刊プレイボーイ』で連載中の「ライクの森」。人気モデルの市川紗椰(さや)が、自身の特殊なマニアライフを綴るコラムだ。今回は最近ハマっているという「飛び地」探しについて語る。 * * * 海外どころか、国内旅行すら行きづらいなか、地図を眺めて現実逃避する時間が多い今日この頃。最近ハマっているのは、「飛び地」探しです。きっかけは、北米の地図を見ていたとき。 アメリカとカナダの国境を見ると、太平洋岸から五大湖の東側まで真っすぐ引かれた国境に、突然ボコッと突き出している箇所があります。そこはミネソタ州のノースウェストアングルという地域で、小学校で習った当時はどこがミネソタか覚えるための目印にすぎない存在でした。 先日グーグルマップでこの地域を見てみたら、面白いことに気づきました。この一角、地図で見ると土地だけど、実は半分以上がウッズ湖という湖。その北に少しだけ土地があり、「アメリカと陸続きじゃないアメリカの領土」になっています。 要するに、カナダの中にポツンと存在する辺境の飛び地。いまさらの発見に大興奮。よく考えると、そもそもアラスカ州が本土から離れた大きな飛び地だけど、堂々と離れすぎていて別ジャンルな気がします。 世界に目を向けると、私にとっての"ベストオブ飛び地"はバングラデシュとインドの飛び地群でした。 両国の国境に約160ヵ所の小さな飛び地が密集していて、そこには「バングラデシュの中のインドの中のバングラデシュの中のインド」(!)という世にも珍しい三重飛び地も存在していましたが、2015年の領土交換によって解消されました。地図好きにとっては少し寂しいですが、住民からしたら利便性が上がったのではないでしょうか。 複雑に入り組んだ飛び地で現存するものはいくつかあります。UAEのナワという集落は、UAEの中のオマーンの飛び地の中にある、二重飛び地。UAEとオマーンの国境も複雑で、ムサンダム半島はオマーンから切り離された飛び地です。世界一の石油輸送路ホルムズ海峡に面しており地形が独特で、半島のリアス式海岸を見るボートツアーが観光客に人気だそうです。

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