福島民報旗争奪春季高校野球福島県大会が開幕
福島民報旗を懸けた第74回春季東北地区高校野球県大会は14日、開幕した。初日は白河市の白河グリーンスタジアム、会津若松市のあいづ球場、南相馬市鹿島区のみちのく鹿島球場で1回戦計9試合を行った。 白河グリーンでは、相馬、福島商が着実に加点し、それぞれ2回戦に進んだ。光南は猛打でコールド勝ち。あいづ球場では福島成蹊が接戦を制した。福島東と白河は打線がつながり2回戦の切符を手に入れた。みちのく鹿島球場では、田村が好機を生かして勝ち進み、東日大昌平が選抜大会出場の只見を下した。須賀川創英館は県大会初勝利を飾った。 県高野連の主催、福島民報社などの後援。県内6支部の予選を勝ち抜いた23校と選抜大会出場で支部予選を免除された聖光学院、只見を加えた計25校がトーナメント戦を繰り広げている。 新型コロナウイルス感染防止のため開会式は行わなかった。3年ぶりに全試合有観客で行う。上位3校は6月に福島市の県営あづま球場、郡山市のヨーク開成山スタジアム(開成山野球場)で開かれる東北大会に出場する。