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内田誠/日産新社長「脱ゴーン」私の秘策を語ろう〈復活の道筋は見えているのか〉/聞き手・井上久男――文藝春秋特選記事【全文公開】

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文春オンライン
内田誠/日産新社長「脱ゴーン」私の秘策を語ろう〈復活の道筋は見えているのか〉/聞き手・井上久男――文藝春秋特選記事【全文公開】

(c)文藝春秋

――社長就任から3カ月が経ちました。カルロス・ゴーン元会長が強烈な個性の持ち主だったこともあり、社内外から「内田社長はどんな人かわからない」という声を耳にします。元々、総合商社の日商岩井(現・双日)にいた転職組ですね。なぜ日産を選んだのですか。 内田 転職したのは2003年、37歳の時でした。日商岩井ではフィリピンに5年間駐在し、そのとき3菱自動車関連の仕事にかかわった経験から、その後も自動車のビジネスに携わりたいと思ったのが入社の理由です。当時の日産はルノーとの提携によって経営危機から蘇り、ダイナミックに成長していた時期で、外資と提携して成長を目指すスタイルが、新たな日本企業のあり方だと魅了されたのです。  ただ、ヘッドハンティングされたのではなく、一般の公募で入ったので、ちょっと苦労しました。 ――社長になるまでは、中国の合弁会社・東風汽車の総裁として武漢に駐在していました。日産ではどんな仕事を担当してきたのですか。 内田 入社後は購買部門に配属されましたが、2012年に韓国のルノーサムスンに出向して、そこから新興国向けブランド「ダットサン」のプログラムダイレクター(収益管理責任者)などを経て、そのあと中国の東風汽車の総裁です。非常に短いスパンで多くの仕事をやってきました。したがって様々な環境に順応できる能力はあると思っています。 ――帰国子女ですね。 内田 そのはしりですね。父が航空会社に勤めていた関係で、小学1年から5年生までエジプト・カイロに、中学2年から高校2年生の途中までマレーシアに住んでいました。帰国後は、帰国子女を受け入れていた同志社国際高校から、同志社大学神学部に進み、そこから日商岩井に入り、自動車ビジネスとの縁ができたわけです。  元々、車が大好きで、いまは中国に赴任する前に買った電気自動車、初代リーフに乗っています。そろそろ日産の新しい車に乗り換えたいのですが、社長就任以来、仕事に忙殺されて車を買う暇もありません。

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内田 誠,井上 久男/文藝春秋 2020年5月号

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