中日・清水達也、会見で思わず苦笑い「考えておこうと思っていたのに…」日本ハム・郡司にならった『秀逸コメント計画』崩れる
中日の清水達也投手が11日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改交渉に臨み、4500万円アップとなる年俸9500万円でサインした。 大幅増を勝ち取った清水だったが、思わず会見で苦笑いを浮かべた場面があった。アップ分の使い道を聞かれたときのこと。「どんなことに使いたいか聞かれたときに、郡司さんがおもしろいこと言っていましたよね。それを見ておもしろいなと思ってそれを聞かれたときに何て答えようか考えておこうと思っていたのに、忘れていました」 ちょうど1週間前だった。清水がスマホを見ていると、ドラゴンズ時代から親しくしていた日本ハム・郡司の契約更改のニュースが出てきた。約3倍増の5500万円の大幅増でサインした郡司は使い道について「元はとれないかなと思いつつドリンクバーを頼んだり、ミラノ風ドリアに半熟卵をのせたり。ちょっとしたぜいたくをしたいなと思います」とニヤリ。北の大地でも相変わらず口が達者な先輩に続こうと思った清水だったが、うっかりでその構想は崩れた。 とはいえ郡司に負けないほどの昇給を果たした。年俸は4500万円増の9500万円。大台にこそ届かなかったが、今季は60試合、3勝1敗、防御率1・40、39ホールドポイント。3年連続50試合登板を果たすなど、勝ちパターンのリリーフとして大きな存在感をみせた。そして気持ちを切り替えた清水は改めて「貯金と自己投資です。体のメンテナンスとか自己投資にいっぱい使えたらと思います」と真面目に語っていた。 (金額は推定)
中日スポーツ