中日・髙橋宏斗投手

■プロ野球　広島3ー4中日　（29日　マツダスタジアム） 中日は先発・髙橋宏が今季の規定投球回に達し3回6安打2失点（自責2）で降板、防御率は1.38でリーグトップは維持。1954年の杉下茂が記録した防御率1.39を下回って70年ぶりに球団記録を更新している。試合は3ー3で迎えた9回に代打・ブライトが広島の守護神・栗林から決勝の2号ソロを放った。マルティネスが43セーブ目、清水が3勝目を挙げた。 広島の先発はドラフト1位ルーキー・常廣でプロ2度目の登板。打線は1回に岡林、村松、福永の3連打で無死満塁の好機に。細川がセンターへタイムリーを飛ばし1点を先制。 なお無死満塁で細川は空振り三振、カリステは二ゴロ併殺打で追加点を奪えず。 先発・髙橋宏は中10日で今季21度目の登板、試合前まで12勝4敗、両リーグ1位・防御率1.28、2回1/3を投げると規定投球回に到達。前回の9月18日・阪神戦（バンテリン）は6回を8安打3失点で負け投手。今季の広島戦は5度目、3勝0敗、防御率0.30で30イニングで1失点に抑えていた。 髙橋宏は1回、秋山にツーベースで無死二塁から矢野にライトへタイムリーを運ばれ、1ー1の同点に追いつかれる。野間には右安打で無死一・三塁とされると小園にレフトへ犠飛を打ち上げられ、1ー2と勝ち越された 髙橋宏は2回、韮澤に三内安打、秋山に中安打で2死一・二塁に。矢野の遊ゴロを村松はファンブルするも二塁走者・韮澤が三塁をオーバーラン、三本塁間で封殺。 髙橋宏は3回、先頭・野間にライト線にスリーベースも小園を一ゴロ、坂倉の打席で加藤匠が三塁走者・野間を牽制で刺し、坂倉を二直に打ち取り無失点で切り抜けた。 髙橋宏はシーズン規定投球回に達し降板。3回を41球、6安打、無四死球、2奪三振の2失点（自責2）で防御率1.38は両リーグでトップをキープ。