阪神・坂本誠志郎 FA巨人入り甲斐から技術盗む!! 「いろんなレベルが上がるのは野球人にとって必要」
阪神・坂本誠志郎捕手(31)が17日、滋賀・大津市の琵琶湖グランドホテルで行われた阪急交通社主催の「おごと温泉トークショー」に参加し、FAで巨人入りが発表された甲斐拓也捕手(32)を研究材料とすることを明かした。 「技術は盗みたい。いろんなレベルが上がるのは野球人にとって必要」 来季は同じセ・リーグ所属となる、常勝軍団ソフトバンクの扇の要として貢献してきた男により熱視線を送る。相手はパ・リーグでゴールデングラブ賞を7度受賞。2季ぶりの勲章奪取への強力なライバルだが「チームが勝つことを考えた結果、そういう賞をもらえる。僕にとってはみんなで勝つ喜びの方が数段、大事」とうなずいた。 今季取得した国内FA権を行使せずに残留した坂本は、貪欲に学んで藤川虎の勝利に貢献していく。(須藤佳裕) ★女房役・坂本残留「本当に良かった」 村上頌樹投手(26)はトークショーで共演した女房役の坂本が今オフに国内FA権を行使せず残留を決めたことを喜んだ。「この2年間たくさん組ませてもらった。本当に良かった」。今季の課題の一つは、総計57失点の56%を占めた先発時の序盤3イニングでの失点。必要なのは坂本らとの試合前のミーティングなどの準備だとし「(マウンドに)上がる前に話してやっていきたい」と阿吽(あうん)の呼吸で防いでいく。