鬼滅に半沢、渡部建…「今年はみんなで1つになれる話題を探していた」【編集部座談会】
2021年を予想「エンタメの表現スタイルをデジタルテクノロジーが変えていく」
司会:2021年はどんな1年になりそうですか? 中野:今年は長年、取材してみたいなあと思っていた方たちにたくさん取材することができてうれしかったですね。一方で、取材を何度も申し込んでも断られ、結局、会えないままお亡くなりになった方もいました。残念。2021年は今年以上に会いたい人に会える年になるといいなあと思っています。 まんたろー:48グループでは、AKB48の1期生、絶対的エースの卒業は、今後、各グループにどんな変化をもたらすのか、2021年も目が離せません。 編集N:今年はスマホを見る時間が増え、SNSに接する機会が多くなる中、ネット上の誹謗中傷に関する議論が特に深まった年でもありました。忘れてはいけない悲しい出来事を報じたこともあります。来年以降もSNSの在り方をめぐる議論はさらに続くと思います。 リサ:昨年と今年の年初にタイのバンコクに飛んでBNK48劇場関連を取材しましたが、それ以降は海外取材ゼロとなり無念でなりません。おいしいシーフード屋台メシもずっとお預けで爆発しそうです。ただ、コロナ禍のあおりでアメリカや韓国のアーティストがリモートで日本の歌番組に出演する機会が多くなりましたよね。こういう傾向はコロナ明け後もある程度定着するのではないか、と見てます。来年はエンタメの表現スタイルをデジタルテクノロジーがどんどん変えていくといったトレンドが加速するのでは、と思いますね。 三吉:今年は未曽有の事態に、イベントを主催する側、そして取材される側も大変な1年だったと思います。ご協力いただき、貴重なお話を聞かせてくださった皆さんに感謝したいです。これまでのようにエンタメを楽しめるようになる未来はまだ遠いかもしれませんが、個人が対策を万全にし、いち早く事態が終息することを祈りたいです。 くま吉:21年もしばらくこの状況は続くのかなと思いますが、そこで生まれてくる新しいものを自分でも楽しみながら伝えていきたいと思います。「ENCOUNT」はYouTubeチャンネル(「エンタメ速報チャンネル ~ENCOUNT~」)も始まりましたのでぜひそちらもご期待ください! ○座談会出席者略歴 編集N:元スポーツ紙記者。冬ソナ以来、韓国映画、ドラマが好き。 Y:放送関連の取材を約20年。子どもの頃から“テレビが友だち”。現場取材が大好き。 くま吉:元音楽サイト編集長。MLB・プロレス・競馬・あぶ刑事好き。 中野:夕刊紙や雑誌で長く書いてきたライター。本と植物とバドミントンが好き。 佐藤:平成生まれだがパソコンやSNSに疎い。エンタメについて日々勉強中。 三吉:ゲーム・アニメ・アイドル好きな20代後半女性。“推し“の幸せを願う日々。 まんたろー:30代人生迷子系フリーライター。ビールとネコが生きる支え。 リサ:アジアのカルチャーと屋台メシを愛する旅好きライター。渡航できず爆発寸前。
ENCOUNT編集部