JR九州春のダイヤ改正 朝の混雑が激しい豊肥線は2両運行から両数を増やす
KKT熊本県民テレビ
JR九州は13日、来年3月15日から実施される春のダイヤ改正を発表しました。混雑の緩和を目指し、新幹線の本数や普通列車の車両の数を増やすことになりました。
まず九州新幹線です。博多と鹿児島中央を結ぶ昼の12時台の各駅停車の「つばめ」を、より速い移動を実現するため主要な駅だけに停車する「さくら」に変更します。その分、「さくら」が停車しない利用者のために、熊本と博多を結ぶ「つばめ」を上下1本ずつ増やします。
また、来年4月から開催される大阪・関西万博に合わせて、新大阪駅に午前9時台に到着する新幹線「さくら」を走らせます。 特急列車です。現在、熊本と別府を結び1日1往復している「あそぼーい!」は、運転区間を熊本~宮地間に変更し、1日2往復します。熊本と別府を結ぶ「九州横断特急」は、運転本数を1往復増やします。
最後に普通列車です。TSMC進出の影響で利用者が増えている豊肥線と、鹿児島線は現在、朝の通勤・通学時間帯は2両で運転していますが、改正後は3両や4両に増やして混雑緩和を目指します。 JR九州の春のダイヤ改正は来年3月15日(土)に行われます。