馬力あふれる中日4位指名の大型左腕・福島章太(倉敷工)を徹底分析
この夏にかけて急浮上した左腕・福島章太。最速147キロをマークする速球派として10球団が視察に訪れた。数少ない左の速球投手として注目を浴びるていた。 【動画】福島章太の威力抜群の速球 まず投球フォームを見ていくと、ノーワインドアップから始動する。右足を挙げた時、左足の膝を適度に伸ばして、バランスよく立つ。インステップ気味に踏み込む。右腕のグラブを斜めに伸ばして開きを抑えていき、コンパクトなテークバックから投げ込む。 力強い腕の振りから繰り出す直球は敗れた試合で最速146キロを計測したようにおっと思わせる威力あるストレートだった。両サイドへ適度に投げ分けができており、スライダーの切れ味も悪くない。 馬力あふれるストレートは威力抜群。中日の環境でどこまで育つか楽しみな逸材だ。