周りの目が気になるあなたに! 自信がもてるようになる3つの心理学テクニック
人間関係の悩みはどこに行っても誰にでもある、当たり前のこと。 『OLセラピー』とは、よりよいOL生活を楽しんでもらうために、行動心理学に基づいて職場のお悩みを解決していくコーナーです。 さてさて、今回ご紹介するのは「周りの目を気にしてしまう」ことへのお悩みです。 「疲れない心」を育てる【OLセラピー】はこちら
今回のお悩み
新しい部署に入り、毎日にように仕事のやり方などについて指摘を受けます。 「ダメな奴」と思われていないか常に不安で、周りの人の目にいつもびくびくしてしまいます。 「すみません」と言ってばかりの自分にも嫌気がさします……。 どうすれば自信をもって仕事ができるようになりますか? (29歳・メーカー・Aさん)
・「すみません」からの卒業
心理学的に、相手の返答に対する明確さとスピードには、その人の自信の程度に影響があると言われています。 Aさんが使っている「すみません」という言葉は、自信がないことの現れです。 ご自身でも嫌気がさしているようですが、やはり多用すると自分で自分の評価を下げてしまい、自信のなさが相手に伝わってしまいます。 まずは「すみません」の代わりに「ご指摘ありがとうございます」や「わからないので教えていただけますか」としっかり言い切ってしまいましょう。 そうすることで、相手からの見え方も“聡明な人”というイメージに変わっていきます。 さらに早めに回答するように心掛けると、よりマイナス評価をされないようになるでしょう。 口癖だけで人の印象は大きく変わります。
・他人の評価に振り回されない!
「ダメな奴」と思われていないか常にびくびくしているというAさん。 どうして周りの目が気になってしまうのでしょうか? それは“評価基準を周囲に求めている”からなのです。 周囲の評価を気にするあまり、「評価を下げないように、仕事を頑張ろう!」という間違った方向へ意識が向かい、 できない仕事を受けてしまうなどして偽りの自分が作り上げられてしまうのです。 そもそも価値観や経験の違う私達ですから、全ての人に良く評価されるというのは不可能に近いことなのです。 ここで大切なのは、誰のためでもない“自分のため”に生きているんだ!ということを常に心にとどめておくこと。 他人からの評価のためではなく、自己実現のために努力して評価をされることが大事なのです。 結果的に自分らしく生きていけるし、自信もついてくるものです。