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もしも、女子サッカー選手が「革命」を起こしたら。

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BuzzFeed Japan

“何となく”の未来が怖かった

ーー下山田選手は2015年、「学生のオリンピック」とも呼ばれるユニバーシアード大会の日本女子代表候補にも選ばれています。なぜ、そのまま日本女子サッカーのトップリーグである「なでしこリーグ」に進まず、ドイツへ渡ったのでしょうか? そもそも「なでしこリーグ」はアマチュアリーグのため、男子のようにスカウトマンが大勢いるわけではありません。 監督から声をかけてもらったり、元々チームメイトだった先輩に紹介してもらったり、自分から練習に参加したりして加入することがほとんどです。 入ってからは、平日はスポンサー企業で9時5時で働いて、週3、4回ほど夜9時ごろまで練習します。シーズン中は週末のどちらかに試合が入って、どちらかは練習かオフという感じです。

最近では、チームと個別にプロ契約を結んでいる選手も一部いますが、それは本当に一握りです(*朝日新聞によると、1部リーグのうちプロ契約がある選手は約1割)。 ほとんどの選手がスポンサー企業で働いているので、「週3日だけ働けばいいよ」とか「勤務時間は午前中だけです」とか「うちはこれだけしか働かなくて済むよ!」みたいなことを誘い文句にしているチームも少なくありません。 そんな中で、自分がドイツ行きを決めたのは、大学3年生の時。卒業後もサッカーをやるかやらないか迷っていた時でした。 当時からなでしこリーグの選手と接する機会が多くあって、「仕事だりーな」と言いながら何となく働いて、何となく与えられた環境の中でプレーして、いざ引退してから生活に困ってしまう選手も、たくさん目にしていました。 このまま、何となくなでしこに入ったら、自分もそういう選手になってしまうんじゃないかとすごく怖かったし、何よりもったいないなと。 そのまま流れに乗るのではなく、一度海外に出た方がいいのかもしれないと考え始めた時に、たまたま知人の縁でドイツのエージェントを紹介してもらうことができたんです。

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