ダルビッシュを新天地パドレスの名伯楽投手コーチが太鼓判「ありのままの自分に納得するようになった」
新天地の名伯楽が、太鼓判を押した。米スポーツサイトのジ・アスレチックは13日、カブスからパドレスにトレード移籍したダルビッシュ有投手(34)を特集。ラリー・ロスチャイルド投手コーチ(66)は、新戦力右腕について全幅の信頼を語った。 【表で詳しく】ダルビッシュのメジャー年度別成績 「ありのままの自分に納得するようになった。自分のやるべきことも分かっている。それこそアスリートが目指す境地だ。それなりに時間も掛かっただろう。ちょうどいい年齢になったということもある。右腕に故障もないようだ。何が自分の役に立つのか、優れた感覚も持っている」。さらに、「彼は他と違っている。ユニークなんだ。投球において、それは概して望ましいことなんだ」と評した。 同サイトは、昨季ダルビッシュが新たに習得し、「スプリーム」と命名した新球種に注目。DeNAの守護神・山崎康晃を研究して編み出した「ツーシームとスプリットのハイブリッド」で、右腕が昨年6月にツイッターでアップした動画では、右打者の内角に食い込みながらフォークのように落ちる軌道を描く。 ダルビッシュがパドレスに要望し、ともにカブスからトレード移籍してきた“専属捕手”のカラティニによれば、実際の試合でも使っており「あんなの、ほとんど打てっこないよ。92、93マイル(約148~150キロ)のスプリットみたいな感じで、見分けるのが本当に難しいんだ」と語った。
中日スポーツ