小さな家には、置き家具より造作棚!ものを集中管理、プチ図書館もできた
家づくりの際、つくりつけの大きな棚をつくると、なにかと便利です。普段は使わないものを集中的に管理できるうえ、壁に埋め込むようにつくれば、既製品の家具を置くときのように部屋を狭くすることもなし。21坪の狭小敷地に家を建てた日刊Sumaiライターは、保管場所に困りがちな本類やアルバムの収納のために、天井まである本棚を造作。すっきり片づき、家族の図書スペースもできました。
家具を置くと部屋がさらに狭くなる!そこで壁に造作本棚を設置
筆者は、わずか21坪の狭小住宅に夫婦ふたり、子ども3人(12歳・8歳・5歳)の5人家族で住んでいます。設計の段階からそれぞれの部屋が狭く、収納スペースが少ないことを指摘されていました。 部屋が狭いため大きな収納家具などは置けない。限られた収納スペースは必要最低限のものを収納するのが精一杯…。そこで、提案されたのが天井まである造作本棚でした。 こちらの造作本棚は、高さ238×幅83×奥行28㎝です。7段×2列の可動棚で、高さを自由に変えられます。壁一面に設置されているにもかかわらず、圧迫感はあまり感じません。 壁に埋め込まれているので、部屋の広さを変えずに収納スペースを増やすことができて便利。 また、家族が過ごす2階のリビングから離れた1階の納戸に設置したので、リビングにありがちな「雑多にいろんなものが混ざって、収納される」という状態になりません。
置けなかった本類や家族の趣味のものを、本棚に集約
「絵本や漫画などの本類はかさばるものが多く、置き場所を確保するのが難しい」「アルバムやDVDなどは、普段はあまり使わないけど、所有しておきたい」、「子ども関係の作品や思い出の品などを、できるだけ場所を取らずに残しておきたい」…。そんな筆者の悩みを解決してくれた造作本棚。 本類やDVD以外にも説明書や書類関係などをまとめて集約しています。 読む機会が少なくなってきたものの、たまに読み返す本やお気に入りの絵本も収納。子どもの手が届く高さの下から2段目に収納しています。 高さが自由に変えられる可動棚なので、大きめのアルバムや説明書などもすっぽり入る高さに調節可能。 学校や幼稚園から持って帰ってくる作品などは、数が多かったり、大きいものだったりすることも。それぞれ厳選し、ボックスに入れて収納しています。