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東京エレクトロンの4~6月期決算、半導体装置部門は高水準維持

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SEMIは20年市場見通しを引き上げ

 市場見通しについては、業界団体のSEMIも7月に最新予測を発表している。それによると、20年の世界半導体製造装置市場は前年比6%増の632億ドルになる見込み。前回予測(19年12月)では608億ドルが見込まれていたが、それを20億ドル強引き上げた。また、21年についても同12%増の705億ドルと前回予測の668億ドルから上方修正された。  地域別(仕向地基準)では中国、韓国が前回予測から上ぶれた一方、台湾は予想が引き下げられた。中国は前年比29%増の173億ドルが見込まれており、台湾を抜き世界最大の半導体製造装置市場となる見込み。SEMIでは中国のファンドリー顧客の旺盛な投資が牽引材料になっていると分析する。韓国も同24%増と増加が見込まれている一方、台湾は同15%減の145億ドルと減少を予想する。

前工程装置は5%増

 工程別ではウエハーファブ装置(ウエハープロセス処理装置、ファブ設備、マスク/レチクル製造装置)はメモリー投資の回復と先端プロセスへの投資、中国投資に牽引されて、20年は前年比5%増、21年は同13%増の成長が見込まれている。  ウエハーファブ装置販売額のおよそ半分を占めるファンドリー/ロジックの投資は、20年と21年ともに1桁台の成長が見込まれている。DRAMとNANDの20年の投資額はともに前年の水準を上回り、21年には20%を超える成長が見込めるという。  組立およびパッケージ装置分野は先端パッケージの生産能力拡大により、20年に10%成長し、32億ドルに到達。21年には8%成長し34億ドルになると予測している。半導体テスト装置市場は、5G関連の需要により20年が同13%増の57億ドル、21年についても引き続き成長するとしている。

稲葉 雅巳(電子デバイス産業新聞)

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