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エールの花火支援 かほく市商工会青年部、寄付集め

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北國新聞社

 コロナ禍に苦しむ全国の花火業者や人々にエールを送ろうと、北陸火工(かほく市)をはじめ、29都県の計81業者の花火が各地で打ち上がる。県内では22日にかほく市で130発が夜空を彩る。当初は50発程度の予定だったが、市商工会青年部の寄付で数を増やした。同社の窪田悠樹子専務は地元の支えに感謝し、「花火で元気や希望を届けたい」と準備を進めている。

 「大曲の花火」で知られる秋田県大仙市のNPO法人「大曲花火倶楽部」が中心となって企画し、北陸火工はこの団体が主催するイベントに新作花火を出展した縁で参加した。

 同社は毎年夏に開かれるかほく四季まつり・サマーフェスタinかほく(北國新聞社特別協力)で花火を上げていたが、今年はコロナの影響で中止に。地元の市民らに今年も大輪の花火を見てほしいとの思いで企画に参加したものの、クラウドファンディングで集まった資金は1業者につき約20万円で、この予算内で上げられる玉数は50発程度だった。

 これを聞いた市商工会青年部の桜井一樹部長らが会員企業や有志に声を掛け、20日までに33件63万円の寄付が集まった。桜井部長は「経営が厳しい時代にこれだけの寄付が集まった。立派な花火の打ち上げに役立ててほしい」と話した。

 花火の玉には、寄付した企業や団体、個人の名前やメッセージを貼り付け、北陸火工の花火師たちも「コロナに負けるな」「元気に仕事ができますように」などと書き込んだ。

 22日の打ち上げ場所は事前に明らかにされないが、家の中や遠くからも見られるように8号玉10発を用意し、最後は鮮やかな黄色がきらめく花火で締めくくる。

 花火は市商工会青年部のフェイスブックでライブ配信される。窪田専務は「花火にさまざまな演出を織り交ぜた。みんなに楽しんでもらいたい」と意気込んだ。

北國新聞社