1月放送アニメがいま注目される理由とは『IDOLY PRIDE』
2021年1月放送予定のTVアニメ『IDOLY PRIDE』が注目されている。注目される背景には3つの理由が考えられる。 【関連写真】宮沢小春さん(白石沙季役)と高尾奏音さん(白石千紗役)の写真など(5点) 1つ目の理由は[キャスト]、強力なライバルたちとしてスフィアとしても活躍中の戸松遥、高垣彩陽、寿美菜子、豊崎愛生、TrySailとしても活躍中の雨宮天、麻倉もも、夏川椎菜が、それぞれアニメの中でもアイドルグループとして登場する。また、主人公たちが所属する星見プロダクションには神田沙也加演じるキャラクターをはじめ、今回インタビューを行った宮沢小春(白石沙季役)、高尾奏音(白石千紗役)が演じる白石姉妹など魅力的なキャストやキャラクターたちが揃っている。 2つ目はアイドルには欠かせない[楽曲]、楽曲制作には、大石昌良氏、kz(livetune)氏、Q-MHz氏、Wicky.Recordings氏、田中秀和(MONACA)氏など人気クリエイターが携わっている。 3つ目は[物語とビジュアル]、原案にTVアニメ『ラブライブ!』を手掛けた花田十輝氏が参画するほか、キャラクターデザイン原案に『ガーリッシュナンバー』『ガールフレンド(仮)』を手掛けたQP:flapper氏を起用するなど豪華スタッフが集結している。 放送前から注目を集めている『IDOLY PRIDE』の魅力について、宮沢小春(白石沙季役)、高尾奏音(白石千紗役)のインタビューをもとに紐解いていこう。 ――『サヨナラから始まる物語』のMVが公開されて、動き出した自身の演じるキャラクターを見た感想をお聞かせください。 高尾 早く千紗ちゃんが動く姿を見たいなと本当に楽しみにしていたので、「千紗ちゃんが動いてる! うれしい!」という素直な気持ちで感動しました。千紗は、自分に自信が持てないシャイな女の子なのですが、ステージ上で動いている姿を見たらアイドル感というか、キラキラしている姿がたまらなく素晴らしい印象で、すごく可愛くて胸に刺さりました。 メンバーたちのイメージカットが入るところでは、枕をギュッと抱きしめている千紗の不安そうな表情が、ステージ上の姿とのギャップを感じられ、千紗を演じて内面を知っているからこそ、お母さんのような気持ちで、「がんばれ」って応援したくなりました。 ダンスシーンでは、最初と最後に千紗がお姉ちゃん(沙季)と並ぶ振り付けがあるのですが、その身長差がまさに姉妹の身長差と言いますか、お互い支え合っているような振り付けのポーズが、すごく姉妹らしさを感じて大好きなポイントです。 宮沢 いままでは私の頭の中でしか動いていなかった沙季ちゃんとみんなが歌って踊っていたので、まずは素直に可愛いと思いました。私たちも同じ振り付けで踊っているのですが、「本物の沙季ちゃんたちだ」と思ってすごく興奮したのを覚えています。特に先程のんちゃん(高尾奏音)も言っていたのですが、イントロが始まってすぐに沙季ちゃんと千紗ちゃんが手をつないでいるところがあって、そこがすごく可愛かったしうれしかったです。 高尾 可愛いですよね(笑) 宮沢 この前披露させていただいたバーチャルLIVEでは、ソーシャルディスタンスの関係で、私たちは手を繋ぐことができなかったのですが、練習してるときは手を繋いでいたこともあったので、そのようなちょっとしたところでも姉妹の絆が垣間見えると、なんかうれしいなと思いました。 私自身、アニメのアフレコは初めての経験でして、担当させていただく沙季ちゃんが動いたという意味でもうれしさがありましたし、アイドルをしている沙季ちゃんたちみんなが、ステージ上でキラキラ輝いている姿に感動しました。 それとMVでは、イメージカットとして、ステージ上の彼女たちとは違う日常の個性あふれる姿だったり葛藤だったり、のんちゃんも言っていましたが千紗の場合は枕をギュッとしている姿なども垣間見えて、キラキラした部分だけじゃなくて、そのようなところにも重点を置いているところが、『IDOLY PRIDE』らしいなって思いました。