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- 「論破」を自転車の運転にたとえれば、それは「事故」のようなもの。―朱 喜哲『〈公正〉を乗りこなす: 正義の反対は別の正義か』永江 朗による書評
- コンサートにお葬式、図書館の知られざる日常とは?―パク・キスク『図書館は生きている』
- 「やれやれだぜ」を英語で何と言う?―荒木 飛呂彦『『ジョジョの奇妙な冒険』で英語をたっぷり学ぶッ!』
- ―結城 正美『文学は地球を想像する エコクリティシズムの挑戦』中村 桂子による書評
- 元ファーストレディが著者ならではの体験に基づいて言語化した、不安との付き合い方―ミシェル・オバマ『心に、光を。 不確実な時代を生き抜く』鴻巣 友季子による書評
- 夭折の女性詩人の評伝、ベル・エポックのパリで醸成された同性愛文化の神髄を伝える―ジャン=ポール・グージョン『ルネ・ヴィヴィアン伝』鹿島 茂による書評
- 後の世代に借金のツケを回さない。国を憂うる必読の正論である。―河村 小百合『日本銀行 我が国に迫る危機』橋爪 大三郎による書評
- 病床で書きとめた詩集、批評家ならではの容赦のない抒情―加藤 典洋『大きな字で書くこと/僕の一〇〇〇と一つの夜』橋爪 大三郎による書評
- 生のなかで一本の支柱になりうるものとしての詩の可能性を示す―永瀬 清子,谷川 俊太郎『永瀬清子詩集』堀江 敏幸による書評
- 粘土板からデジタルへ 西洋書物の変遷、その道筋は必ずしも一直線でなかった―髙宮 利行『西洋書物史への扉』永江 朗による書評
- アマビエ、クダン、姫魚!全力で予言獣を追いかけた、本邦初の大図鑑!―長野 栄俊ほか『予言獣大図鑑』
- 「この世の中ってそんなもんや」と思わせてはいけない、教育者としての情熱と葛藤―宮崎 亮『僕の好きな先生』武田 砂鉄による書評
- 白票を不信任表明として見ることができない政府、昏い覚醒が続く魂の冥府描く―ジョゼ・サラマーゴ『見ること』鴻巣 友季子による書評
- 聖書には記されていない、聖母マリアの最期をめぐる美術史―桑原 夏子『聖母の晩年―中世・ルネサンス期イタリアにおける図像の系譜―』
- ピアノは女の子に断トツに人気が高い。その理由は何か。―玉川 裕子『「ピアノを弾く少女」の誕生: ジェンダーと近代日本の音楽文化史』張 競による書評
- 「日本語」によって書かれた文学の歴史を編みなおす―黒川 創『「日本語」の文学が生まれた場所: 極東20世紀の交差点』
- 文学の本質を凝縮した寓話小説、この作品を同時代で読めるとは何と幸いだろう―村上 春樹『街とその不確かな壁』橋爪 大三郎による書評
- アニミズムから宗教改革まで 文明の発展に伴う宗教の進化の過程を解き明かす―竹沢 尚一郎『ホモ・サピエンスの宗教史-宗教は人類になにをもたらしたのか』本村 凌二による書評
- 人間にとって真実とは、自由とは何か。ロシア発グラフィック・ノベルを貫く重い問い―ビタリー・テルレツキー,カティア『サバキスタン 1』沼野 充義による書評
- 〈交通〉から日本の古代国家形成を考える―中野 高行『古代日本の国家形成と東部ユーラシア〈交通〉』
- 行蔵は我に存す。毀誉は他人の主張―大井赤亥『政治と政治学のあいだ: 政治学者、衆議院選挙をかく闘えり』
- 古今東西のテクストに、傍らで食べる他者との共生をさぐる―星野 太『食客論』永江 朗による書評
- ホッブズやルソーが推定した「自然状態」を否定、オルタナティブな人類史―デヴィッド・グレーバー,デヴィッド・ウェングロウ『万物の黎明 人類史を根本からくつがえす』松原 隆一郎による書評
- 心という「疫禍」との戦い、43年かけて描いたその真理―村上 春樹『街とその不確かな壁』鴻巣 友季子による書評
- ブッカー賞受賞作、多様な出自・属性を持つ人々の内面深くにするりと入り込ませる―バーナディン・エヴァリスト『少女、女、ほか』中島 京子による書評
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