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- 「対幻想」発生の現場は修羅場だった?―ハルノ宵子『隆明だもの』鹿島 茂による書評
- 日本の男女のあり方、中国の儒教やキリスト教の性道徳とも違う独自の感覚を明らかに―本郷 和人『恋愛の日本史』橋爪 大三郎による書評
- 尾張徳川家は、いかに徳川将軍家に奉仕したのか―深井雅海『礼物軌式』
- 経営学のさまざまな潮流や論点の変遷を丁寧に紹介。現場へのヒントが満載である。―野田 智義『コンテクスト・マネジメント 個を活かし、経営の質を高める』橋爪 大三郎による書評
- 疲れを癒やし、人をつなぐおやつの時間は大切だ。胃袋に注目し描く日米女性工場労働者―湯澤 規子『焼き芋とドーナツ 日米シスターフッド交流秘史』永江 朗による書評
- 歴史学の最新の知見と方法を武器に、中国古典を真実/説話にばさりばさりと切り分け―落合 淳思『古代中国 説話と真相』橋爪 大三郎による書評
- 遺伝学は社会的平等の実現や格差是正の敵ではなく、「利用」すべき利器―キャスリン・ペイジ・ハーデン『遺伝と平等:人生の成り行きは変えられる』村上 陽一郎による書評
- 大河で話題の『源氏物語』はなぜ1000年を生き延びたのか?―林 望『源氏物語の楽しみかた』
- ミステリの女王の知られざる一生とは―ルーシー・ワースリー『アガサ・クリスティー とらえどころのないミステリの女王』
- 国家の一手段であることに徹した父の姿、特殊部隊創設に関わった息子が語る挿話の数々―伊藤 祐靖『陸軍中野学校外伝 蔣介石暗殺命令を受けた男』養老 孟司による書評
- あなたの好きなホームズ俳優は?―モーリーン・ウィテカー『シャーロック・ホームズとジェレミー・ブレット』
- 「論破」を自転車の運転にたとえれば、それは「事故」のようなもの。―朱 喜哲『〈公正〉を乗りこなす: 正義の反対は別の正義か』永江 朗による書評
- コンサートにお葬式、図書館の知られざる日常とは?―パク・キスク『図書館は生きている』
- 「やれやれだぜ」を英語で何と言う?―荒木 飛呂彦『『ジョジョの奇妙な冒険』で英語をたっぷり学ぶッ!』
- ―結城 正美『文学は地球を想像する エコクリティシズムの挑戦』中村 桂子による書評
- 元ファーストレディが著者ならではの体験に基づいて言語化した、不安との付き合い方―ミシェル・オバマ『心に、光を。 不確実な時代を生き抜く』鴻巣 友季子による書評
- 夭折の女性詩人の評伝、ベル・エポックのパリで醸成された同性愛文化の神髄を伝える―ジャン=ポール・グージョン『ルネ・ヴィヴィアン伝』鹿島 茂による書評
- 後の世代に借金のツケを回さない。国を憂うる必読の正論である。―河村 小百合『日本銀行 我が国に迫る危機』橋爪 大三郎による書評
- 病床で書きとめた詩集、批評家ならではの容赦のない抒情―加藤 典洋『大きな字で書くこと/僕の一〇〇〇と一つの夜』橋爪 大三郎による書評
- 生のなかで一本の支柱になりうるものとしての詩の可能性を示す―永瀬 清子,谷川 俊太郎『永瀬清子詩集』堀江 敏幸による書評
- 粘土板からデジタルへ 西洋書物の変遷、その道筋は必ずしも一直線でなかった―髙宮 利行『西洋書物史への扉』永江 朗による書評
- アマビエ、クダン、姫魚!全力で予言獣を追いかけた、本邦初の大図鑑!―長野 栄俊ほか『予言獣大図鑑』
- 「この世の中ってそんなもんや」と思わせてはいけない、教育者としての情熱と葛藤―宮崎 亮『僕の好きな先生』武田 砂鉄による書評
- 白票を不信任表明として見ることができない政府、昏い覚醒が続く魂の冥府描く―ジョゼ・サラマーゴ『見ること』鴻巣 友季子による書評
- 聖書には記されていない、聖母マリアの最期をめぐる美術史―桑原 夏子『聖母の晩年―中世・ルネサンス期イタリアにおける図像の系譜―』