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無精子症でも妊娠 112人出産

2016年1月12日(火) 13時24分掲載

通説覆す、無精子症でも赤ちゃん 112人の誕生に成功 福岡のセントマザー医院

 不妊の原因の一つで、精巣で精子がつくられない非閉塞(へいそく)性無精子症であっても精子に成熟する前段階の「前期精子細胞(円形精子細胞)」を精巣から採取して体外受精を安定的に成功させられることを、セントマザー産婦人科医院(北九州市、田中温院長)が実証し、その仕組みなどを米科学誌PNAS(ピー・エヌ・エイ・エス)に発表した。「同症の男性の精巣内には前期精子細胞は存在せず、不妊治療は第三者の精子を使うしかない」とされてきた通説を覆す成果で、不妊に悩む夫婦への新たな福音となりそうだ。(西日本新聞)

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